2時間6分11秒 祝日本新記録達成
昨日の 『 東京マラソン 2018 』 をご覧になった方、多いのでは
ないでしょうか。 すでにニュースや新聞その他で御存知のとおり、
設楽 悠太 選手が全体
の2位、そして何と
2時間6分11秒 で 42.195 km を走り、
日本新記録を達成 しました
16年ぶりの日本記録更新という快挙です
この設楽選手、寄居町出身で、男衾中学校の卒業生です。双子の啓太や小山 司その他
箱根駅伝の選手を多数輩出している学校です。陸上部顧問の川音 順子 先生の指導の下、
めきめきと力をつけて育っていった選手が数多くいることから、テレビや雑誌の取材が数多
くきました。 当時、男衾中学校で教頭をしていた私は、マスコミ各社との連絡調整係でした。
それは “
川音マジック” とか、田舎の小さな公立中学校から、どうしてそんなにたくさんの
箱根ランナーがでるのか、“
男衾の不思議” 、“
ミステリー” というタイトルで放送、掲載されま
した。
東洋大学が箱根駅伝を連覇した時、設楽兄弟や小山、他のメンバーたちと
地元で祝勝会 を行いました
その中で、悠太ははっきりと言っていました。 「
オリンピックに出ます」
野球以外のスポーツで、最初から最後までずっとテレビ観戦した
のは久しぶりかも知れません
それ位、目が離せませんでした
9:10 にスタート
世界記録は3 年、日本記録は何と16年も破られていないと知りました
10:54、解説者の増田 明美さんが設楽 悠太 のことを紹介し始めました
双子の啓太
のこと、埼玉県寄居町出身であること、男衾中学校のこと、川音 順子 先生のこと・・・。
何だ
か嬉しくなりました 11:04、井上選手を抜いて、日本人トップにたちました
その後も加速し、全体の2位で
ゴール。 直前には、記録を確信したかのように、“ 珍しく” ガッツポーズ、ゴールした後は、
これまた “ 珍しく” 倒れこみました
諦めない気持ちと気力が悠太にプレゼントしたもの、それは
日本新記録 という、とてつも
ないビッグプレゼントでした
アナウンサーが叫びました、『
歴史が変わりました~』
試合後のインタビューは・・・、いつもどおり、悠太らしい、“
淡々とした”
ものでした。 そんな中、家族や会社、応援してくださった全ての方々への
感謝の言葉、これ
を忘れなかったことはさすがです
最後に、今後の目標を聞かれて、こう答えていました。
『
皆さんが思っている以上の記録は狙えると思っています 』
この言葉の意味するものは・・・。この自信はどこから・・・。 あるんですよね
根拠が。
※ ちなみに 設楽 悠太 選手は、ハーフマラソンの日本記録保持者でもあります。