分散登校午前・午後9日目 いよいよ関東甲信越地方も梅雨入りとなりました。午前中の青空も、重い雲に、そして強い風。今にも降り出しそうです。今日は、雨にまつわる「ことわざ」を集めてみました。
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる【読み方】あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる
【意味】秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
朝虹は雨夕虹は晴れ
【読み方】あさにじはあめゆうにじははれ
【意味】朝に虹が出るとその日は雨、夕方の虹は翌日が晴れになるということ
雨塊を破らず、風枝を鳴らさず
【読み方】あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず
【意味】世の中が大平であることのたとえ。周公が中国を統治していた頃は天下泰平で、雨は静かに降って土のかたまりを壊さず、風は木の枝も動かないように静かに吹いたという故事から。
手を翻せば雲となり、手を覆せば雨となる
【読み方】てをひるがえせばくもとなり、てをくつがえせばあめとなる
【意味】人の心が変わりやすく、頼みがたいことのたとえ。手のひらを上に向ければ雲がわき、手のひらを下に向けるとたちまち雨が降るという意から。
四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ
【読み方】しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ
【意味】中年になってから始めた道楽と、七つ下がりに降り出した雨は、なかなかやまないということ。「七つ下がり」は午後四時過ぎのこと。